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Mayo Clinicの都市づくり ―2016年11月14日 「医学を基礎とするまちづくり(MBT)コロキウム」基調講演

2016年11月14日(月)に開催された「医学を基礎とするまちづくり(MBT)コロキウム」における基調講演を公開しました。

 ミネソタ州ロチェスター市におけるMayo Clinicを核とする都市づくりに関するPatrick Seeb氏(Destination Medical Cente 局長)による紹介です。

医学を基礎とするまちづくり研究所の研究フィールドは国内にとどまりません。その中でも代表的なものが「全米No.1」との呼び声高いMayo Clinicを核とした都市開発・産業振興計画です。

 この計画はミネソタ州ロチェスター市で進められています。同市中心部にはMayo Clinicの医療施設や患者滞在施設・ホテル等が整備され、それらが空中回廊等で連結されるなど、医療都市が形成されています。  さらに2013年には公民連携で経済開発イニシアチブ「DMC (Destination Medical Center) 経済開発局」が設立され、Mayo Clinicを核とした都市開発・産業振興計画が実行に移され、今後20年間で60億ドルを超える投資が想定されていいます。

【講演者:Patrick Seeb 氏プロフィール】  メリットケア・ヘルスシステム脳外科および精神科、ヘルスケア・インフォメーション・サービス社社長等をへて、1995年より2015年までセントポール・リバーフロント社社長。川沿い地域の再開発やまちづくりを主導してセントポール市への投資呼び込みに貢献し、International Waterfront Centerより「ベスト・ウオーターフロント計画賞」を授与されるなど、地域開発プランナーとして高い評価を得る。  2015年9月、ミネソタ州ロチェスター市を中心とした地域においてメイヨークリニックを核に、都市開発と産業振興を推進する「ディスティネーション・メディカル・センター(Destination Medical Center)経済開発局」の経済開発・地域づくり局長に就任し、先端的な医療都市の建設を手がける。その手腕に世界が注目している。

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