top of page

日本生命財団 高齢社会実践的課題研究助成に弊所提案の研究課題が採択されました


 2017年10月、早稲田大学医学を基礎とするまちづくり研究所が提案した研究課題『「共助による居場所」と地縁組織との連携の実践・ マニュアル化』が、日本生命財団の平成29年度高齢社会実践的課題研究助成に採択されました。またこれに合わせて10月23日には、主な研究フィールドとなる大阪府堺市の「ちぐさのもり」にて、授与式が行われました。

研究の概要は下記のとおりです。

【研究概要】

 近年、「暮らしの保健室」など、医療・看護・介護に関する「共助」の担い手が「居場所」づくりに取り組む事例が増えつつある。しかし未だ黎明期にあると言え、特に孤立しがちな男性をはじめ、より幅広い人々に向けた対応が望まれている。一方地域社会に目を向ければ、自治会などの地縁組織は衰退を続けており、担い手不足により、そうした組織が担っていた公民館や公園などの公的空間の維持管理や住民の交流が滞りつつある。

 以上のような背景から、本研究では「共助による居場所」と地縁組織の連携には、双方の課題解決に対する合理性があると考え、その連携を阻害している要因として双方の「意識的障壁」の存在を仮定し、その除去を契機とする連携の実践・課題解決を試みる。具体的には「意識的障壁」除去のためのワークショップの開催、「共助による居場所」の来訪者による公的空間の維持管理への参加などを通して、連携手法に関する知見を蓄積する。最終的には、得た知見を基に連携手法のマニュアル化を行う。

特集記事
最新記事
アーカイブ
タグから検索
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
トップページに戻る
bottom of page